2018/10/28 京都・当番弁護士を支える市民の会 20周年記念集会 「当番弁護」は何を変えたか(本イベントは終了しました。)
京都・当番弁護士を支える市民の会 20周年記念集会
「当番弁護」は何を変えたか
■日時:2018年10月28日(日)13:30~16:30(開場13:00)
■場所:京都弁護士会館地階大ホール
■参加費無料/申込み不要
お話 山田 悦子さん(甲山事件冤罪被害者)
徳田 靖之さん(弁護士・大分県弁護士会)
遠山 大輔さん(弁護士・京都弁護士会)
当番弁護士制度は、1990年9月に大分県弁護士会で名簿制としてスタートし、同年12月に福岡県弁護士会で待機制がスタートしました。その後、1992年10月には、全国のすべての弁護士会で実施されるようになり、現在に至っています。他方、被疑者国選弁護制度は2006年から重大事件を対象に施行された後、対象事件を段階的に拡大して、本年6月からはすべての勾留事件に実施されるようになりました。逮捕・勾留された被疑者が弁護人の援助を受けることは、いまやごくあたり前の時代になりました。
このような状況を踏まえ、当番弁護士制度の成果と課題について考えたいと思います。当番弁護士制度は、一定の成果をあげているように思います。制度は定着し、被疑者国選弁護制度が実現しました。起訴前の弁護活動は充実し、自白の強要や不当な身体拘束は少なくなったように思えます。しかしながら、実務上まだ不十分な点や、取り残された課題などがあるようにも見えます。そこで、今回は、冤罪被害者である山田悦子さん、大分県弁護士会で当番弁護士制度導入にあたって尽力された徳田靖之さん、京都で当番弁護士制度の運営に関わっている遠山大輔さんを迎え、それぞれの立場から話をしていただきます。当番弁護は何を成果としてもたらしたのか、他方まだ実現できていないことは何なのか、参加者とともに考えていきたいと思います。
案内のチラシはこちら→[ダウンロード](.pdf 形式)
主催:京都弁護士会/京都・当番弁護士を支える市民の会
連絡先:京都弁護士会 TEL.075-231-2378
〒604-0971 京都市中京区富小路通丸太町下ル
京都・当番弁護士を支える市民の会 TEL.075-221-1699 FAX.075-221-1799
〒604-0982 京都市中京区御幸町通竹屋町下ル松本町583関東屋ビル2階 中田政義法律事務所気付