脱出ゲーム


皆様、お世話になっております。72期の菊岡隼生と申します。
大学時代を京都で過ごし、大学卒業後はしばらく京都を離れていたのですが、昨年、修習生として京都での生活を再開しました。
修習の1年間を通じて京都で過ごすことで、やっぱり京都っていい街だな、京都弁護士会の先生って魅力的な方が多いなと思い、京都弁護士会に入会することを決意しました。
簡単な自己紹介が終わったところで、最近はまっているものを紹介させていただきたいと思います。
皆様は「リアル脱出ゲーム」というものを聞いたことがあるでしょうか。脱出ゲームというのはなんとなく伝わりそうですが、何がリアルなんだろうという方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明させていただきたいと思います。
インターネットが一般家庭でも普及し始めた2000年代前半、「アイテムを集めて密室からの脱出を目指す」というゲームがWebブラウザ上で流行しました。これを、現実の世界でやったらもっと面白いのじゃないだろうかということで、現実世界で実現させたのが「『リアル』脱出ゲーム」です(ちなみに京都ですと、裁判所南西の夷川通に面したビルにゲーム会場があります。)。
リアル脱出ゲームの基本的なルールは、建物の一室を密室に見立て、最大10人程度のグループを作り、部屋に入って、その部屋に隠された謎を少しずつ解き明かしながら、制限時間内にその部屋からの脱出を目指すというものです。
これがとてもよくできていまして、最初に解いた謎が、最後にもう一度別の形で出てきたり、謎と謎とを上手く組み合わせることで答えにたどり着いたりと毎回感心させられています。ゲーム会社のスタッフの方も参加者と一緒に密室に入り適宜誘導してくれるのですが、その誘導の仕方も絶妙で、後5分ぐらいあったらクリアできたのではないかというところで時間切れになるということがほとんどです(ちなみに、今まで5回挑戦してクリアできたのは1回だけです…)。
また、ゲーム終了後は、参加者のみんなで反省会(兼食事会)を開いて、「あそこの謎が面白かった。あそこはこうしておけばよかった。」などと言い合って楽しむことが定番になっています(脱出ゲームと反省会のどちらをメインとして集まっているのか、最近ではわからなくなってきています。)。
三密の代表例のようなこのゲーム、コロナの影響で、現在はどこの会社も営業を停止しており、参加することが出来なくなっております。また、このご時世では、反省会どころか、みんなで集まって食事をすることすらはばかられてしまいます。
コロナが落ち着き、営業が再開されたあかつきには、また企画をして、みんなで集まり挑戦をしたいなと思っています。「我こそは、謎解きに自信あり。」という先生がいらっしゃいましたら是非ご連絡ください。一緒に参加して、楽しむことが出来たらうれしいです。そして、ゲームの後は、反省会を開き、そこでも楽しくお話しをさせていただくことが出来たらさらにうれしいです。
このブログが掲載される頃には、コロナ禍から脱出し、楽しい日常が戻ってきていることを祈願して、筆をおかせていただきたいと思います。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。

菊岡  隼生(2020年6月19日記)


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