思いつくまま


京都弁護士会ブログ(こち弁ブログと呼ぶみたいですね。)をご覧の皆様、初めまして。
京都弁護士会所属の村上亮太と申します。

こち弁執筆依頼をいただいてから、何を書こうかなと悩んでいた時、ふと小学生の時のことを思い出しました。宿題として作文が出た日、書くことがなかった私は、「書くことがない。」というテーマで作文を提出しました。担任からの感想欄には、「この手は二度と使えませんね。」と書かれていました。生涯2度目の作文を書けるチャンスかなとも思いましたが、それはまた別の機会にしようと思います。

さて、そうなるとテーマを考えなくてはいけませんが、こち弁ブログは、テーマや内容は自由、字数も無制限とのことですので思いつくまま書いていこうと思います。

私は、会社に所属している1年目の弁護士です(企業内弁護士とかインハウスロイヤーと呼ばれている職種です。)。
弊社では、8時半から17時半が勤務時間とされています。また、今のところ残業もなく、定時で退社しています。さらに、自宅から会社までの所要時間が約25分ですので、大体18時ちょっと過ぎには帰宅しています。
ちなみに、私の趣味は、料理と食事とお酒です。
となると、帰宅後、お風呂に入り、そそくさと晩飯の支度を始めれば、19時前には晩酌が開始されます。晩飯の支度なんて書いていますが、要はハイボールを片手に酒のあてになるものを準備しているだけです。

原稿を執筆中の5月上旬は、まだまだ春野菜が大活躍してくれています。出来るだけ季節の食材を使うことを意識しつつ、「今日は何をあてにして飲もうかな。」なんて考えているのです。このように仕事終わりの自宅時間を楽しんではいるのですが、いかんせん部屋で1人なのが悩みでした。

そんな悩みを大幅に解決してくれたのが、最近流行りのオンライン飲み会です。スマートフォンさえあれば、遠隔地にいる友人たちと一緒に飲んでいる気持ちにはなれます。
もちろん相手の顔を見られますし、会話にも特に困ることもありませんから、1人の寂しさを紛らわせてくれます。技術の進歩に感謝します。
ただ、自宅ということで店を出る時間や終電という概念がなく、延々と盛り上がることができるので、オンライン飲み会では飲み過ぎに要注意です。
仕事でもアプリ(zoomやteams)を使って、在宅勤務中の社員の方とやり取り(チャットや会議)をしています。他の部署の方が会議室でこれらのアプリで会議を行っている様子も頻繁に目にします。
リモートであっても、飲み過ぎるくらい飲み会は楽しいですし、仕事に支障はありません。
それでも、私は同じ机を囲みながらの飲み会を待ち遠しく思っていますし、在宅勤務の社員の方にも早く出社してもらって直接話ができればいいのになと思っています。

リモート化によって私たちの生活は随分と変わってきています。今後、実際にどのように変化していくかについては分かりません。
もしかすると、お店の料理をテイクアウトして各々の自宅でのオンライン飲み会が当たり前、出社して業務を行うのが例外みたいな将来が待っているのかもしれません。
しかし、私が同じ机を囲むことに焦がれているように、なんやかんやで人はリモートではないかかわり方を求めるんじゃないかなと思っています。

コロナ禍が収束し、同じ机を囲うようになるのはもう少し先のことかなと思いつつ、今日もスマートフォンの準備をしながらお酒を飲みます。
思いつくままの文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

村上  亮太(2020年7月3日記)


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