行きつけのお店


みなさんは、行きつけのお店はありますか?

私は実家暮らしが長かったのですが、一人暮らしを始めて早一年、私にもようやく行きつけのお店ができました。

そのお店は、大将と女将さんがお二人で切り盛りされている和食のご飯屋さんです。
カウンター席のみのアットホームな温かい雰囲気のお店で居心地が良く、何よりも、料理の味が優しいのが魅力です。大将と女将さんの優しいお人柄が料理の味にあらわれています。いつも「あ~、今日も優しい味だなぁ」と感じながら美味しくいただいています。ここのご飯を食べると、何だかホッとして、一日の疲れが癒されます。
大将と女将さんに顔も覚えてもらえるようになり、最近ではお店に入ると、大将には「いらっしゃい」ではなく「おかえり」と言われます。そして、女将さんは、いつもニコッとして「今日もお仕事おつかれさまでした」と言ってくれます。気軽に立ち寄れる自分の居場所を見つけたような気持ちになって、嬉しいものです。
栄養バランスを気遣って下さり、サービスでそっと野菜サラダや一品を付けていただくなんてこともよくあります。

私は人見知りしてしまう方ですが、カウンター席のみということもあり、大将が気さくに話しかけて下さることもあって、大将の人生経験を伺ったり、最近の話題で談笑したりなど、楽しい夕食時を過ごしています。
いつも30分ほどでお店を後にしますが、一日の終わりに、大将や女将さんとお話しながら、優しくて美味しいご飯を食べて、幸せな気持ちになる。これが今の私のささやかな楽しみの一つです。

ブログを書いているうちにまた食べたくなってきました。
早くも、次はいつ行こうかな、と考えています。

以上


中野  喜嗣(2015年12月7日記)


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