弁護士会ブログ

ありがたくない虫の話


はじめまして。京都弁護士会所属の鍬田透と申します。

私は自宅も京都にあるのですが,ちょうど山のふもとに位置する場所なので緑が多く,空気もきれいです。しかし,その反面として山から様々な虫たちがやってきます。カブトムシやクワガタムシといった子ども達にも人気の虫がやってくるのであれば良いのですが,残念ながら私の家にやってくる虫は9割9分,いわゆる害虫と呼ばれる虫です。ホームセンター等に行くと各種の虫退治スプレーがあり,その表面によく虫のイラストがたくさん描かれていますよね。あの虫たちが自宅付近に棲息しています。恐ろしいです。

私は,基本的に虫が苦手なのですが,無用な殺生は避けたいと思っているので,屋外にいるものについては一部のものを除き普通は手を出しません。しかし,ああいったものが屋内に入ってくるとさすがに放ってはおけません。そのため自宅には各種の虫退治グッズを揃えてあります。蠅たたき,殺虫スプレー,虫取り網……。
色々と用意してはありますが,なるべくならそれらを使う以前にそもそも出会いたくないものです。何よりも驚きますし,この不幸な出会いにげんなりしてしまいます。
しかし,その一方で発見が遅れて家の中での繁殖を許してしまうとこれはもう大変です。そのためこれらの虫たちについては,出会いたくはないけれども,一旦家に入ってしまったのであれば早めに見つけなくてはならない,という深刻なジレンマに陥ることになります。

このことは私の長年の悩みでした。現在もこの問題が解決したわけではないのですが,多少心持ちは変わってきました。それはとにかく予測し,心の準備しておくということです。虫が家に入ってくるといっても入ってくる場所は,窓のサッシ,玄関,洗濯物の中,水回りなどある程度限定されますし,入ってきた虫がよくいる場所というのもあります。また季節としても一年中入ってくる訳ではなく,入ってくる時期は春先,近所の草刈りの後数日,初冬に明らかに集中しており,さらにその中でも普段いない虫が家の外壁にいる,といった危険な徴候というものは存在します。つまり,そのような時期,場所には虫がいるものだと思ってチェックするのです。
屋外の草むらに虫がいても驚く人は少ないと思います。それは草むらには虫がいて当たり前だと思っているからです。いるはずないと思っているところ,いるべきでないと思っているところにいるから驚いてしまうのです。

私もはじめは予想した上でその場所をチェックしても当てが外れることがほとんどで,油断しているうちに突然現れて驚くといったこともありました。しかし,しばらく経つと「今日はいるな。」等と謎の第六感のようなものが働くようになり,実際に発見すると,「やはり。」と多少なりとも穏やかな気持ちでその時を迎えられるのです。


ここまで書いた自分の文章を読み返してみると,つまらないことを非常に大げさに書いてしまったような気もしますが,これからの時期は本格的に暖かくなり生き物が活発に動き始めます。虫が嫌いだけれども虫のよく入ってくる家に住んでいてお悩みの方は是非お試し下さい。

鍬田  透(2016年3月7日記)


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