京都市動物園について


はじめまして。京都弁護士会所属の加守田枝里です。

私は動物園や水族館が好きです。のんびりと動物や魚の姿を見ていると、自然と笑顔がこぼれ、日々の疲れや悩みを忘れて元気になることができます。

そこで、今回は私たちにとって身近な、京都市動物園についてのお話です。

京都市動物園が、昨年11月に新しくなったのをご存じでしょうか。7年間にわたり開園しながら進められてきた施設整備がついに完了したとのことです。
新しい京都市動物園では、他にはない様々な工夫がされています。

例えば、空中にトラのための通路が作られました。お客さんの通路の真上にトラ専用の通路があり、歩くトラを下から見上げることができます。これは、敷地の狭さを逆手にとり、場所を有効活用しながら、これまでにない視点を編み出したものだそうです。ふと上を見上げると、気づかないうちにトラが頭上を歩いていて、とても驚かされました。ネコの何倍もある大きさの肉球が印象的です。

  そして、水中で戯れるゾウを見ることができます。ゾウが水中で遊んでいるところを見たことはあるでしょうか。どちらかというと、ゾウは陸を歩くイメージの方が強いのではないかと思います。京都市動物園では、ゾウのためのプールがあり、複数頭が同時に水浴びをしている様子を見ることができます。ラオスから4頭の子ゾウが来たことで、賑やかに戯れる様子を見られるようになったそうです。

  さらに、「図書館カフェ」なるものができました。なんと約6500冊もの本があるそうです。歩き疲れた際には、ここで絵本や動物の本をめくると、また新しい発見があるかもしれません。

  これらのほかにも、新しくなったところはたくさんあるそうです。何気ない設備のようで、どれも様々なアイデアや工夫が凝らされているのですね。こうやって動物園の様子を思い返していると、また行きたくなってきました。

春になり、少しずつ暖かくなってきました。新しくなった京都市動物園に行かれてみてはいかがでしょうか。

加守田 枝里(2016年4月18日記)


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