人間の性(さが)


はじめまして。弁護士の宇井秀和と申します。

今回ブログを書くことになりましたが、特段ネタが思いつきませんでしたので、日常生活の中でここ最近感じていることをつらつらと書こうと思います。

私は弁護士になってから早1年になろうとしています。弁護士業は裁判所へ行く等、事務所の外へ出ることもままありますが、基本デスクワークなので、1日中体をほとんど動かさない日が多いです。そのため、(まだ20代後半ですが)体力の衰えを著しく感じています。

自宅から事務所までの片道20分の道のりを歩くだけでも、「ふーっ」と一息つくこともありますが、特に体力の衰えを感じたのは、先日自宅近くの銭湯へ行った時のことです。普段湯船につからない私が、久しぶりに湯船につかると、1分程度でへろへろになり、くたびれてしまいました。サウナも2、3分が限界でした。つい1年ほど前までは、5分とか10分を3、4セット繰り返していたのに、ずいぶんと体力が衰えてしまったなぁ、と実感した瞬間でした。同時に、湯船につかる程度でへろへろになるのはヤバい、とも思いました。

そこで、体力をつけるために、近所をジョギングするなど、定期的に運動しようと思いましたが、他方で、しばらくすると「運動せねば、運動せねば、と思っても、1、2回やる程度で、結局なんだかんだで継続しないんだろうなぁ」とも思いました。

この時、さらにふと思いました。一方で義務感、責任感、やる気を持っていたとしても、他方で、怠惰な思いも同時に持ち合わせてしまうのが、結局のところ人間の性(さが)であると。

今日もきっと、二つの相対立する感情が闘っていることでしょう。


宇井秀和(平成28年11月14日記)


関連情報