人形劇と劇判


  初めまして、中村健児法律事務所の中村健児と申します。
  
  時々、人形劇を「聞いて」います。映像と音声で構成された作品を音声だけで聞いていると、ほとんどは???となります。しかし、人形劇はカメラワークや人形の動きに制約があるため、セリフが説明的なのです。ですので、聞くだけでもありありとイメージできます。慣れてきますと映像を見るよりも迫力のある像を脳内で結ぶことができるようになるのでお勧めです。
  
  人形劇がお勧めなのはセリフだけではありません。人形劇のBGM(劇判)は、映像での表現を補うため、通常のドラマなどの劇判に比べてメロディアスなものが多く、劇判のCDを購入して聞くこともあります。
  
メロディアスな音楽は、フィギュアスケートの楽曲としてもよく使用されます。ただ、滑走開始時に紹介される楽曲名は使用楽曲のごく一部で、相当に編曲された上、実はサビの部分は違う楽曲だったりします。
以前、フィギュアスケートで紹介されたとある曲のCDを買ってみたことがありました。「そろそろサビだなー」と思って聞いていたのですが、期待していたサビがないまま演奏終了。「???」となったことが。サビは違う楽曲なのだということに気づいて、調査の上サビ部分の曲を購入。でも微妙に違う。どうやら競技用に編曲している御様子。私はそこであきらめたのですが、CDショップにはフィギュアスケートで使われた楽曲を集めたCDが売っています。「編曲後のものかなー?原曲かなー?」怖くてまだ買っていません。
  
  あるフィギュアスケート選手が、海外のビデオゲームのBGMを使用して滑走しておられました。これはほぼ無編集で使用しておられたようで、そのBGMを入手して聞いた時には、謎の達成感がありました。


中村健児(平成29年6月12日記)


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