京都で味わう福井の味


ブログをご覧の皆様、はじめまして。
弁護士の山本洋夢(ひろむ、と読みます)と申します。

私は福井県の出身なのですが、郷土の味について書かせていただこうと思います。
そうはいっても、わざわざ福井に足を運んでくれと申し上げるのもおこがましいので、
この記事では京都市内で味わえる福井のグルメについて2店舗ご紹介したいと思います。

1.ソースカツ丼
1つ目はソースカツ丼です。
皆様が思い浮かべる「カツ丼」といえば、ロースカツを卵でとじたものではないでしょうか。
しかし、福井県で「カツ丼」といえば、トンカツに甘辛いソースを絡めたものをご飯に乗せた「ソースカツ丼」なのです。
これは福井に本店を構える「ヨーロッパ軒」というお店が発祥と言われています。
福井にお越しの際には是非召し上がっていただきたいのですが、京都にいながらこの福井の味を楽しむことができるお店があるのです。
それは、百万遍の交差点付近にある「大阪串カツきむら」さんのランチメニューで味わうことができます。
ここのお店は店名の通り夜は串カツを楽しむことができる居酒屋なのですが、ランチでは「福井県のソースカツ丼」という看板を掲げているのです。
気になって食べましたところ、これが驚くほど「ヨーロッパ軒」の味にそっくりなのです。
今風に言えば「エモい」気持ちになって、店主の方に聞いたところ、
福井で食べたヨーロッパ軒のソースカツ丼が忘れられず、再現を試みて、ランチで出すようになったとのことでした。
それは、懐かしいする味がするはずです。

2.8番らーめん
2つ目は8番らーめん(通称「8らー」です。
これを福井のグルメというのは言い過ぎかもしれません。
なぜなら、名前の由来は北陸に走る国道8号線沿いに店舗があることからなので、北陸のソウルフードというべきかもしれません。
ここの特徴は、何といってもたっぷりシャキシャキ野菜炒めと、赤い「8」の字が書かれたナルト(通称「8カマ」)です。
それらに、優しい味のスープと中太のちぢれ麺が絡んで何とも落ち着く味のラーメンなのです。
私も実家へ8ラーを楽しみに帰っていたのですが、偶然京都にも8らーがあることを発見してしまったのです。
それは「8番ラーメン吉祥院店」さんで、JR西大路駅が最寄です。
ご夫婦で切り盛りされているようでとても温かい雰囲気のお店で、行くたびにほっこりした気分になります。
どの味もおいしいのですが私のお勧めは野菜醤油ラーメンです。

まだまだ紹介したい美味しいものがたくさんあるのですが、紙面の関係もございますので今回は以上にさせていただきます。
皆さんが福井県に興味を持つきっかけになりましたら幸いでございます。

山本  洋夢(2018年6月11日記)


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