「オタク」への憧れ


皆さんこんにちは。
今年の夏は、毎日40度近くまで気温が上がるという異常気象でしたね。
京都の夏は暑いと聞いておりましたが、ここまでとは…と驚いております(今年は特に暑いようですが)。

それにしても、こんなにも外が暑いと、ついお家に引きこもりたくなりますよね。クーラーの効いた部屋で読書や映画鑑賞など、娯楽はいくらでもあります。
ところで、日本はアニメや漫画などのレベルが高く、世界的に「オタク」大国として知られています。
ネットで検索したところ、「オタク」とは、自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒しすぎる人や、ある物事へ一般人よりはるかに熱中している人・詳しい人のことを指すのだそうです。
私の友人にもいろんな「オタク」がいますが、その中には、自分が「オタク」であることを誇りに思っている人と、ネガティヴなイメージを持たれることを恐れてか、隠したがる人がいます。

突然ですが、ブログのタイトルのとおり、私は「オタク」に憧れを抱いております。
なぜなら、私には「オタク」気質というものがありません。何かにハマっていろいろ調べ尽くしたりするということが基本的にありませんし、この分野についてはいくらでも話せる!というような、詳しい事柄もありません。強いて言えば、ファッション、オシャレに関することが好きですが、人様に語れるようなものではございません。
今回ブログ執筆のお話をいただき、何について書こうかとても悩みました。こんなとき、自分の好きなことについて語るのが一番書きやすいのではないかと思います。しかし、私には自信をもって語れるものがないのです。
何にも興味がない訳ではないのですが(むしろ何にでも興味がある方ですが)、もっと詳しく知りたい!とか、もっといろいろ調べてみよう!という熱意が湧いて来ないのです。ちょっと調べてみても、「ふーん」で終わってしまうか、「へー!面白い!」と思ってもすぐに忘れてしまうことが多いのです。
「オタク」気質は勉強や仕事にとっても重要であると思います。イメージですが、職業柄(?)、弁護士業界は「オタク」気質を持っている方が多いように思います。
勉強面のこともあって、私は「オタク」気質がないことを結構気にしてはいるのですが、人の性格はそんな簡単に変えられるものではないですし、「オタク」というのはなろうとしてなるようなものでもないのだと思います。

こんな自分とは違い、「オタク」の方は詳細かつ正確な知識を蓄積されており、好きな分野についていくらでも語って下さいます。私にはそういうことが出来ませんので、好きなものについていくらでも語れる「オタク」の方が本当に羨ましく、心から尊敬しています。

冒頭で「オタク」であることを隠したがる人がいると申しましたが、私はそれがとてももったいないことだと感じております。
確かに、必ずしも自分が興味を持っていない話を聞くことを苦痛だと感じる人や、「オタク」に対してネガティヴなイメージを持っている人がいるのかもしれません。
しかし、知らないことを知る、新しい知識を得る、ということはとても楽しいことであり、少なくとも私は「オタク」の方からいろいろ教えていただくことが大好きです。
(もちろん、「そんなことも知らないの~?」といった、知らないことを馬鹿にするような態度はNGです。)
私が嬉々として話を聴くからか、「オタク」の友人からは珍しがられたり、喜ばれたりします。私からすると、自分では調べたり覚えたりといった労力を全くかけずに、「オタク」の友人が蓄積してきたいわばエッセンスのようなものを、(無料で)教えてもらえるという、この上なくありがたい話です。
という訳で、「オタク」な方はぜひ周囲の人に情報発信して下さいね。
また、無知な私に呆れることなく、根気強く語っていただける「オタク」な方がいらっしゃいましたら、機会がございましたらぜひ私相手にいろいろ語って下さいね。お待ちしております。

荒川  真里(2018年9月18日記)

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