この夏の休日


はじめまして。弁護士の齋藤久美子と申します。
さて、みなさんは、貴重な休日はどのようにお過ごしでしょうか。
私は、最近、休日の過ごし方を見直すようになりました。
社会人になると、学生時代とは比べものにならないくらいさまざまなストレスにさらされますよね。体も疲れてるけど、心も疲れている、そんな時もあると思います。
そんな時は、いつもより遅く起きて、テレビを見て、食事をとって、また寝てという休日では、午後2時くらいまでは、「これぞ至高!」と気分もよいですが、午後3時を回ったあたりから、「明日から仕事か。」「明日の出勤まであと15時間しかない。」「せっかくの休日なのに何もしていない。」と次第に憂鬱な気分に…。
時には、体をしっかりと休ませる時も必要ですが、多少体が疲れていても、どこかに出かけた方が、心が元気になって、新しい週にも、比較的前向きになれます。そんなことに今更ながらやっと気がついた私が、この夏よかったなという休日の過ごし方をご紹介します。

1つ目は、清滝での川遊び(BBQをしている人たちもいました)。山、川のマイナスイオンをたっぷり浴びて、人間にはやっぱり自然が必要だよな、と実感しました。私は、最初、足をつける程度で遊んでいたのですが、最終的にはザブザブ泳いでいました。多少服が濡れても、真夏ならすぐ乾きます。

2つ目は、醍醐寺で庭を眺めて時を忘れる。紅葉で有名な醍醐寺ですが、夏はそこまで人は多くありません。青々としたモミジのトンネルがとても爽やかで,蝉の声や木々が風に揺れる音を聞きながら、穏やかな時間を堪能しました。手入れの行き届いた庭園をぼーっと眺めていると、時間が止まったようでとても癒やされます。

3つ目は、化野念仏寺。毎年、夏に、境内にまつられている数千体の無縁仏にろうそくを灯す千灯供養という行事があります。夕方、お寺に行くと、ろうそくを1本もらい、無縁仏前にろうそくを灯して、静かに拝みます。お経が鳴り響く境内で、暗闇にたくさんのろうそくが灯る光景はとても綺麗で、厳かな気持ちになります。
  
  さて、ここまで夏の休日についてご紹介しましたが、季節はもう秋です。秋には秋で、また日頃のストレスを吹き飛ばすような良い休日の過ごし方を見つけたいものです。

齋藤  久美子(2018年10月29日記)


関連情報