連覇に向けて


皆様はじめまして。弁護士の森元宙斗と申します。

当時修習生だった1年ほど前から,京都弁護士会野球部の活動にちょくちょく参加させていただいております。
小学3年生から約10年プレーしていた野球も,大学生や法科大学院生時代にはプレーする機会がほとんどありませんでしたので,6年半ぶりにユニフォームを着て野球をすることとなりました。
ただ,悲しいかなこの6年半で自分の体は大きく衰えていました。全力疾走しようとすれば足がもつれるし,全力で送球すればその日の夜には右肩を下にして寝られないし,従来からの体の硬さも相まって怪我も多く,とてもチーム最年少とは思えないほどの体たらくです。

それでも,野球部に所属している先生方からは「森元君たちが来年入ってくれれば,全国大会で優勝することも夢ではないな」とリップサービスを込めて声をかけてもらっていました。
京都弁護士会は,京都での開催であった2017年の全国大会でベスト4に入っていました。当然,チームの目標はそれ以上となる全国大会優勝です。和気あいあいとした雰囲気ながらも,試合後のミーティングで細かく問題点を検討したりするなど皆さん真剣に取り組んでおられたので,私としてもチームを全国大会優勝に導くことができればと考えていました。

ところが(?),昨年11月に大分県で行われた2018年の全国大会で,我らが京都弁護士会野球部は見事優勝を果たしました。それも,対戦相手は一回戦(準々決勝)が東京(2015年優勝),準決勝が横浜(2016年優勝),決勝が名古屋(2017年優勝)という,いずれも強豪チームばかりです。
残念ながら修習中で全国大会の様子をこの目で見ることはできませんでしたので,詳細なレポートはできません。しかし,「森元君たちが入ってくれれば」という仮定抜きで優勝されてしまった私としては,嬉しさが9割ある一方で悔しさや寂しさが混じった感情も1割ほど抱きました。せっかくの初優勝,できれば自分もグラウンドで分かち合いたかったところです。

今年は福島県で全国大会が行われます。今年こそは全国大会連覇の歓喜に参加できるよう,そして「森元君たちが入ったせいで,全国大会で優勝できひんかったわ」といわれないよう,しっかりと練習に励み,スタメンを勝ち取り,予選を勝ち抜き,チームに貢献していきたいと思います。
そして何よりも,週に1度の練習に積極的に参加できるよう,日頃からの仕事と勉強に対してもしっかりと取り組んでいきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

森元  宙斗(2019年1月28記)


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