弁護士1年目の乗り切り方


はじめまして。つくし法律事務所の川上葵と申します。
今回は、私が弁護士1年目を乗り切るために欠かせない「温泉」の話をさせていただきます。

私は、温泉が大好きです。温泉が湧き出る家で育った父の影響で、私の家族の週末の過ごし方は日帰り温泉が定番でした。私の住む街は、田舎と都会の境目のような場所だったので、少し車を走らせれば、大自然のなかで温泉に入ることができました。お風呂上りのコーヒー牛乳が大好きで、いつもわがまま言って母に買ってもらっていました。
修習で京都に来てからは、同期の仲間とともに、兵庫の城崎温泉、和歌山の白浜温泉、徳島の大歩危温泉、愛媛の道後温泉、熊本の黒川温泉、富山の和倉温泉など日本各地の温泉を巡り、美味しいビールと日本酒を飲むなどして、かけがえのない時間を過ごしました。

大自然のなかで温泉に入ると、日々の悩みがちっぽけに思え、温泉から上がるころには不思議と心地よい気持ちに包まれます。また、お風呂のなかでは、いつもより素直に自分の気持ちを話すことができるように思えます。

いつのまにか大人になり、新たな家族とともに温泉に行くようになり、飲み物はコーヒー牛乳からビールに代わりましたが、お風呂への想いは変わらず、日に日に増すばかりです。

最近の私の楽しみは2つです。

1つめは、どんなに疲れて帰った日でも、入浴剤を入れたお風呂に入り、1日の疲れを癒すことです。最近の入浴剤はレベルが高く、自宅にいても、気軽に温泉気分を味わうことができます。寒くて身体が冷え切った日はバスソルト、疲れて落ち込んで帰ってきた日はラベンダーの香りの入浴剤、など自分の気持ちに合わせて入浴剤を選んでいます。
何も気にせず気持ちのままに選択肢を選ぶことで、選択肢を持つこと、選ぶことの楽しさに改めて気付きました。

2つめは、好みの温泉を見つけては、グーグルマップで検索し「いつか行きたい温泉」と星を打つことです。いつのまにか、私のグーグルマップは日本中星だらけになりました。家族に「いつか行きたい温泉」の魅力をプレゼンして、次の週末はそこに出かける。
働きはじめたことで、次の休みを待つ楽しみを知りました。

弁護士1年目は、日々の入浴剤と「いつか行きたい温泉」リストを栄養ドリンク代わりにして、乗り切りたいと思います。また、おすすめの温泉がある先生には、その温泉をぜひ教えていただきたいです。これから、よろしくお願いします。

川上  葵(2019年3月20日記)


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