祝!全国大会出場!!
本稿を書いている頃は、夏の甲子園にて高校球児が熱い戦いを繰り広げている時です。
そんな中、われらが京都弁護士会野球部からも熱いお知らせがあります。
7月31日、日弁連野球大会予選にて岐阜弁護士会チームを破り、見事全国大会出場を果たしたのです!!
7年前に全国大会に出場して以降、京都弁護士会は昨年までの6年間予選で敗退し続け、全国大会に出場することは叶いませんでした。
昨年の予選は和光での修習のため私は参加することができませんでしたが、和光から帰ってきた私の目には予選で敗退した先輩方のとても悔しそうにする姿が映りました。
しかし、同時にその悔しさをバネにして、次の大会こそ全国へ行かなければならないという決意も同時に感じることができました。
即座にミーティングを開き、和光から帰ってきたばかりの新戦力である新62期の部員も含め、新たな監督・キャプテンの下、どのようなカラーのチームを作っていくのか、どのような戦略・戦術をもって試合を戦っていくべきか、検討を重ねました。
ミーティングで決めた方針に従い、漠然とノックをして打っていた練習内容を見直し、1年間濃密な練習を行いました。
簡単にフライをあげない、1アウトで3塁にいるランナーは確実にホームへ返す、相手のミスには必ずつけこむ、送球は必ず受け手の胸にする・・・チームとして、また各選手個人個人で課題をもって練習に取り組んだのです。
練習は週1回、土曜日に2時間ほどしか行うことしかできませんが、その中身は高校球児にも劣らない内容を持ったものができました。
練習試合では負けることが多かったですが、試合後には必ずミーティングを行い、敗因を皆で分析し、ベテランも若手も関係なく各選手が意見を出し合って次の課題を模索していきました。
私自身、高校では野球をしていましたが、2年の秋で辞めてしまった経緯があり、弱小校ながらも3年の夏まで精一杯やって甲子園を目指したかったという後悔の念があります。
軟式での弁護士会の大会といえど、もう一度全国と名のつくものを目指すことができるようになったことは、私の忘れてきた喜びを取り戻す機会でもあったため、私自身も控え選手で微力ながらもチームの一員としてチームが強くなるよう努力してきました。
・・・そして1年間の苦労が報われました。
予選初戦の相手は全国大会常連の強豪新潟弁護士会でしたが、
京都11-0新潟
と大勝しました。
続く岐阜弁護士会との予選決勝戦も
京都11-2岐阜
とこちらも大勝しました。
どちらの試合も守りをしっかりと固めつつ、確実に最初の1点をとり、よいムードを引き寄せてビッグイニングを作る・・・京都弁護士会野球部が1年間追い求めてきたスモールベースボール、すなわち堅守・足攻・つなぎのできる新しい京都弁護士会野球部のスタイルが完成した瞬間でした。
9月14日、15日にナゴヤドームにて開かれる全国大会には、昨年度優勝の大阪弁護士会チームや優勝の常連である東京弁護士会チームなど、今まで以上の強豪チームが多くいます。
しかし、京都弁護士会の投手力・守備力はこれら強豪チームに引けをとらないレベルに達していると思います。
プロではありませんから、相手は必ずミスをします。京都弁護士会チームは、相手のミスへつけこんで点を取る攻撃もできるようになったと自負します。
今や京都弁護士会チーム力は全国大会にいっても十分に通用するのです。
もちろん慢心はしていません。
必ず大阪、東京等のライバルを破り、優勝して帰ってきますので、みなさま応援よろしくお願いします!!
(あと、遠征費の寄付もよろしくお願いしますw)