弁護士会ブログ

半農半弁?を目指す


  実家が農家なので、少しだけ農業をしています。

  約2500㎡(50m×50m)の田んぼでの米作りが、私の持ち分です。田は他にもあるのですが、とても手が回らないので、知人に作ってもらったり、何も作らずに管理だけをしています。
  3月から4月にかけてが、米作りの始動です。稲刈り後に、田を鋤く人もいるのですが、今回は稲刈り後もそのままにしていたので、春になってからの田鋤きです。あの「奇跡のリンゴ」の人の本にも、春になってから鋤けばよいというようなことが書いてあり、それに倣ってみました。稲刈り後に田を鋤く理由は、土を冬場の寒気にさらして防虫するためとも言われており、やった方がいいのか、どうなのかよくわかりません。今回の米の出来をみて、次からはまたやり方を変えるかもしれません。

  田を鋤いたら、肥料をやります。しばらくしたら、田に水を入れて、代かきということをして、田植えの準備です。この間、草刈りをしたり、田に水を貯めるためのせき板の準備をしたりと細かい作業があります。農業用水を貯めている池の水を抜く日が決まっていますし、苗が運ばれてくる日も決まっているので、自ずと田植えの日が決まります。田植えの日から逆算して、以上の準備を進めていきます。私がやる前は、苗も自宅で作っていましたが、今は苗を購入しています。今後は苗から作ってみてもおもしろいかもしれません。

  代をかくのは、楽しい作業です。水をいれた田んぼの中をトラクターで走り回るのですが、泥の中の虫を狙って小鳥が集まってきます。結構きれいな鳥もいます。それが2m先くらいの至近距離に来ます。水をいれる前の田鋤きの時も鳥がくるのですが、どちらかというと烏や鳶が多いです。代かきの時の方が、小鳥が多いですね。

  今回で3度目の田植えでだいぶまっすぐに植わるようになりましたが、周りのベテランの方の田と比べるとグニャグニャに植わっています。米の味には影響しないはず?です。

  今は8月の中頃ですが、穂が出ている状態で、9月の後半には稲刈りです。おそらく、玄米状態で、1350キロくらい採れると思います。実は、家では、20年産の米を食べています。そして、21年産の米もありますから、多分これからも、常に古米を食べていく状態で、作っていながら新米を食べられないということになりそうです。でも温度管理の出来る倉庫に貯蔵していますから、味はそんなに変わらないと思います。というか、たまに大手のチェーン店なんかでご飯を食べると米のまずさにびっくりすることがあります。実は、うちの米の味も落ちてきていて、学生の時は、帰省したときに数日、実家の米を食べると、東京に戻ったときに、食堂等でご飯を食べると吐きそうになってました。でも段々慣れて食べられるようになるし、食べないとどうしようもないですからね。今は、そんな差はないです。お店で出すご飯も美味しくなっているし、田んぼの周りにアパートや家が増えてきて、農業用の水路もコンクリートになってますし・・・。土と光と水のうち、やはり水が一番、味には影響しているのかなと思います。昔の水路は土のままで小魚や昆虫がたくさんいましたから。農薬や化学肥料の使用量は、現在はかえって減っていると思います。使用したものはすべて報告しなければならないですしね。実際にやってみると、無農薬や有機栽培は難しいです。まあ、出荷用の米と同じ米を、作っている本人も食べているということで勘弁していただくしかないです。うちは野菜を売ったりしていませんが、単品の野菜を大量生産している場合、出荷用の野菜は農薬づけだが、孫に食べさせたり自分が食べる分は、最低限の農薬しかやっていないということはよくあることだと聞いていますが、真相はどうなんでしょうか。


塩見  満(2010年10月12日記)


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