青春の1ページ
野球とは小学生の頃からの付き合いで、現在も京都弁護士会の野球部に所属をしています。今年の9月には弁護士会野球部で全国大会まで勝ち上がり、準決勝までプレーをさせていただきました。
そんな中でも、高校3年生の夏の県予選大会は忘れられない思い出です.
1回戦、2回戦と順調に勝ち進み、勢いに乗った3回戦。
相手は、以前から何度も練習試合をしていた高校で、正直、力は互角と考えていました。試合は5回表まで1点差の接戦。もう失点の許されない5回裏に2点を失点、そして6回に4点を失点して7点差。
1点でも奪えば勢いを取り返せる、と勇んで臨んだ7回表でしたが1度もホームベースを踏む事は出来ず、残念ながらコールド負けとなりました。
あまりに呆気ない幕切れで、試合直後は何が起きたのか良く分からない状態でした。
土日、祝日もなく必至で野球をしてきた高校生活。野球の練習が無くなる日々など想像できず、地元新聞の取材に対しても「明日も練習があるような感覚で良く分かりません」と答えていたのを覚えています。
10年経った今でも、勝ち残れなかった事を後悔することがあります。しかし、一方で、あれだけ野球にのめりこんだ時間は、今思うと非常に貴重な時間だったという思いもあります。
完全に思い出話となってしまいましたが、理由も分からないまま、時々こんなふうに高校野球の思い出を振り返ってしまいます。
皆さんにも、このようなどうしても忘れられない思い出がありませんか。
石地 春樹(2011年1月17日記)