めざせTSUTAYA全巻制覇
2010年度の副会長職を終えて事務所に戻ってみると、そこには多くの仕事はなく、日々、荒涼とした生活を送っています。そのような無聊な日々を慰めてくれるのが、DVDの世界です。
副会長退任の際にご苦労様賞でもらったブルーレイプレーヤーを酷使して、TYUTAYAにあるDVDを片っ端から見ています。といっても、何でもかんでも見ているのではなく、見るのは専ら洋画で、アダルトや邦画、韓流等は見ません。アダルトについては、もうそんな歳ではない、邦画については、どうしてもハリウッドものに比べてスケールが小さい、韓流については、なんとなく、という理由で見ません(かつて、韓国俳優のハンソッキュに似ていると言われたことがありますが、どんな人か知りません。)。逆に洋画であれば、ジャンルにかかわらず、なんでも見ます。むかし、映画評論家の亡淀川長治さんが「どんな映画でも見てみなさい。きっと、なにか得るところがあるから。」と言っておられたのを座右の銘にして、なんやかんやと見ています。
だいたい1週間に4本から6本の映画を見ているので、かなりの本数を見ているのですが、TYUTAYAもなかなか手強い相手で、続々と新作を出してくるので追いつきません。それでも、ゴールデンウィークやお盆など、まとまった休みのときにまとめて見ることで、なんとか主だったところは見ています。最終目標は、TUTAYA全巻制覇。弁護士を引退したら、1日4本くらい見られるので、達成できるかもしれないな、などと夢想しています。
この1年間で見た映画で面白かったものを少しあげると、「ぼくのエリ200歳の少女」(吸血鬼の少女の話がせつない。)、「第9地区」(少数者として迫害されているエイリアンがせつない。)、「マイティ・ソー」(おとぎ話と現代劇とが混在しているのが秀逸。)、「ブラック・スワン」(ナタリー・ポートマンが綺麗。レオンの少女がこんなに成長したなんて。)、「オーケストラ」(この女優もべっぴんさんです。)、「アバター」(単純におもしろい。インディアン主役の西部劇。)、「ダカダ」(しぶい。)などなどです。逆に残念だったのは「ピラニア」(うーんばかばかしい。)、「ハングオーバー2」(下品すぎ。ハングオーバー1が面白かっただけに残念。)、「マザーズデイ」(くだらない。)、「アウェイク」(ネタバレ)、「ネクスト」(乱出のニコラス・ケイジは、なんとかならんのか。)などです。
みなさんも、是非、「どんな映画でも見てみなさい。」の精神で、見てみてください。きっと何かを得るはずです。