東京スカイツリー


  去る5月22日、とうとう東京スカイツリーが開業しました。その高さは634メートル(むさし)で、ギネス世界一の電波塔だそうです。

  なぜ、634メートルとなったのか皆さんご存知でしょうか?
  それは、東京・埼玉・神奈川の一部を含む古地名「武蔵(むさし)」の語呂合わせとしての634メートルになったそうです。語呂合わせとして「むさし」って宮本武蔵にも結び付くのでかっこいいですよね。
  計画当初の高さは610メートルだったみたいですが、どうせ建てるのなら世界一にしようということで、より高くということになったようです。
  その高さの変更案として、666メートルや628メートル、633メートルなどが挙がっていたようですが、皆さんなぜこの数字が挙げられたかわかりますか?これ全部わかった人はすごいです。
  正解は①東京タワーの倍の高さ、②は浅草寺創建の年、③は小中高校の在学年数を並べたものです。
  しかし、構造設計上640メートルが限界ということや、これらの案は外国人に分かりにくい等の理由で却下されました。そうすると、「むさし」も外国人にわかりにくいのは同じなのでは?と疑問には思ってしまいますが。

  開業前の東京スカイツリーは、司法修習中にせっかく東京にいるのだからということで、真下まで言って下から見上げてきました。高すぎてカメラで写真をとるのも一苦労でした。
そのときは展望台に登れていないので、世界一ということもありますし機会があれば展望台に登ってみたいものです。
  ただ、展望台の入場は7月までは完全予約制らしく、もう埋まっているとのこと。そうすると、私が行けるようになるのは7月を過ぎてからってことになってしまいます。
  そして、最大の難点は、私が行列に並ぶのが大きらいということです。行列を避けようとするのであれば、開業熱が冷めた後でなければならないですが、それはいつになることやら…。
  それを待っていては、東京スカイツリーも高さ世界一でなくなっているかもしれませんね。

奥田  尚彦 (2012年6月18日記)


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