弁護士会ブログ

46歳弁護士の年末年始雑感


~10年ぶりのスポーツクラブ体験による「男45歳危機説」の実証的検証~

1  「男45歳危機説」、「男の最も不幸な年代は46歳である」という情報や記事がやたらに氾濫している(というより、当事者である自分の目につく)。

  つまり、ある筋の情報によると、「男45歳危機説」は、「男は、生理的に見ても、45歳から55歳が最も意欲が減退する年代であり、それを過ぎると、また意欲が復活する」、そして、「男46歳最も不幸な年代説」は「10年後の『期待値』と『実際』とのギャップを基準に、どの年代が最もそのギャップが大きいかということを比較した場合、バブル最終世代の46歳(平成元年前後に大学を卒業)の年代が最もギャップが大きい。」ということであった。

  その説の真偽はわからないが、自身で実感する点は、大学1年で始めて以来20年数年来、楽しくないと思ったことがほとんどないはずの「趣味のゴルフ」に対する意欲が昨年秋以来、かなり減退しているような気がすること、そして、否定しきれない現実としての「中年の中期を過ぎた肉体の衰え」である。

  それに関連して、10年ぶりのスポーツクラブでの体験を検証してみようと思う。

2  12月30日  「10年ぶりのスポーツクラブ」
私は、弁護士になる前、司法試験に向けて勉強していた時期、勉強の気分転換のためと健康維持を目的に、ほぼ2年間毎日のように近所のスポーツクラブに通っていた。
しかし、弁護士になってからは、忙しくなったという時間の関係上、そして、結婚して家族を持ったということもあり、スポーツクラブには、ほぼ10年間、全く通っていなかった。

「10年ぶりのスポーツクラブ」、もちろん、場所は、以前行っていたのと同じところ。
スタッフ及び会員に、誰か「知った顔」はいるかと「期待半分(ひさしぶりに会ってみたいという気持ち)」「恥ずかしさ半分(10年前の自分を知っている人間には、今の自分は見せたくない)」で入ってみるが、「知った顔」は全くいなかった。
少し「安心」のほうが強い。

そこで、まずはウォーミングアップということでエアロバイクをこぎだした。しかし、わずか5分の運動で、汗とともに、後悔の念が噴き出すほど、体力の低下は著しかった。

それでも、「ボディバンプ45」(スタジオの中で、音楽に合わせて、バーベルなどを使用した筋肉トレーニングを、インストラクターの指示に従って、45分間行うプログラム)という目的のプログラムには入らずに帰ることはできない。
当然、バーベルの重さは、10年前の半分から3分の2程度にしたが、それでも、全く続かない。
「45歳危機説、恐ろしや。」

しかし、終わった後に、お風呂に入って実感「胸の位置が筋トレ前と異なり、明らかに上がっている!」
「まだまだ鍛えれば、行けるさ」

3  1月3日  「筋肉痛激化」

筋肉の疲れは、運動直後から感じていたが、1日後、2日後の筋肉痛は予想していたものよりは、ひどくはなかった。
それでも72時間までは症状が悪化することもあると考え、3日目を警戒していたが、本当にきた。

特に、日ごろ動かしている足ではなく、あまり負荷をかけて動かすことのない「肩回り」と「上腕二頭筋」の筋肉痛がひどく、上着を脱ぐのさえ、首の部分がうまく脱げず、手伝ってもらう必要があったくらいであった(介護される「お年寄り」側の気持ちが少し理解できた点は良かった)。

そのようなひどい筋肉痛は、ほぼ2日間継続した。
「弁護士業務でよく出てくる、『交通事故の被害者が事故後、3日以上経って痛くなる』ということは十分にありうることを実感。」

4  1月6日  「2回目の筋トレ」

そうこうしているうちに、翌週の同じプログラムの時間が来たので、「一応、2回目も出よう」と同じ「ボディバンプ45」に出た。

少しはインストラクターの指示についていける部分も増えたかもしれないが、1回目と同様、限界は感じた。

そして、筋トレ後の筋肉痛は、確かに1回目よりマシにはなったが、疲労が、1週間を過ぎても・・・と・れ・な・い。

何より、以前はあまり見なかった「夢」を毎日のように見るようになったので、それが、肉体の疲れの表れであろう。(特に「悪夢」ではないので、「夢」を見ること自体は楽しい部分もある)

結果、次のプログラムの日である1月13日は、スポーツクラブに行く気はしなかった。
「これが意欲の減退かぁ」

5  結論

「男45歳危機説」は、「55歳になってからの復活」部分は検証できないので、わからないが、「45歳で意欲が減退する」という部分は、「かなりにおいて正しい」と実感できる。

「男46歳最も不幸な年代説」は、自身の「理想」と「現実」のギャップの大きさが大きいという点では、十分に理解できる。
つまり、自分は、「まだまだ行ける」という「期待」と実際の「現実」とは大きな差があることは、今回の体験で非常に実感できた。

なお、以上の検証は、すべて、私個人の感想を述べたものであり、「男45歳危機説」と「男46歳最も不幸な年代説」の正しさを立証するものでは全くありません。

また、この検証は、私個人の興味により行われたものであり、他の方からの何の影響も受けておりませんし、私以外の他の方に一般化する気は、毛頭ありません。




笠中  晴司 (2013年1月21日記)


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