プログラマー


コンピューターは、与えられた命令に従って動きます。
コンピューターに与える命令のことをプログラムと言います。
そして、プログラムを書くことをプログラミングと言い、プログラムを書く人のことをプログラマーと言います。
私は昔からコンピューターが好きで、趣味を聞かれたときに「趣味はプログラミングです。」と言えるくらいにプログラミングの技術を向上させたいと常々思っています。

さて、コンピューターの世界には「プログラマーの3大美徳」という言葉があります。
これは、Perlというプログラミング言語の開発者であるラリー・ウォールさんが言い始めた言葉で、彼がプログラマーに必要だと考える3つの美徳を指すものです。

その3つの美徳とは、「怠惰」、「短気」、「傲慢」です。

どれもなかなか美徳とは思えない響きの言葉ですが、この中で私は怠惰という言葉が少し気に入っています。

なぜプログラマーは怠惰であるべきなのでしょうか。
プログラマーはプログラムを書きます。
プログラマーはプログラムを書いて、コンピューターに仕事をさせます。
プログラマーがコンピューターに仕事をさせるのは、自分たちの代わりにコンピューターに仕事をさせることで、自分たちが楽をするためです。
つまり、プログラマーは、自分たちが楽をするためにプログラムを書くのです。
楽をしたいという気持ち、怠惰はプログラマーの活動の原動力なのです。

普段コンピューターを使っていて、「ここがもう少し自動化できれば楽なのに。」と思うことが多い方は、もしかするとプログラマーに向いているのかもしれません。

小松  礼人(2014年5月7日記)

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