くまのプーさん


先日、「くまのプーさん展」という展示会に行ってきました。
突然ですが、私は、ディズニーキャラクターが大好きです。司法修習で約1ヵ月半和光市にいる間は、5回ほどディズニーリゾートに行きました。

プーさんといえば、ディズニーキャラクターの中でも一番の癒し系で(私はそのように思っています)、特に好きなキャラクターです。「くまのプーさん展」告知のポスターのプーさんも、何ともいえない愛らしい表情をしていて、とても癒されます。

この「くまのプーさん展」は、昨年の8月、松屋銀座で開催されていましたが、ちょうど司法修習で和光市にいたにもかかわらず、展示会が終了してからそのことを知り、非常にガッカリしていました。その後、京都でも開催されるということを知って、心待ちにしていました。

来場者は、カップルや家族連れが多かったですが、中年の男性一人でいらっしゃっている方もいて、プーさんファン層の広さを感じました。

すいません、前置きが長くなってしまいました。
ところで、みなさんはご存じでしょうか。

くまのプーさんの生みの親は、イギリスの児童文学作家のアラン・アレクサンダー・ミルンという方で、ウォルト・ディズニーではないのです。

ミルン氏は、息子のクリストファー・ロビンのために、息子が大切にしていたテディベアの人形をモチーフにして、「くまのプーさん」という児童小説を発表しました。「くまのプーさん」という児童小説は、一人の少年が、森の中の動物たちと一緒に暮らし、森の中を冒険したり、一緒に遊んだり助け合ったりする物語です。

「くまのプーさん」の中には、プーの親友として、一人だけ人間の男の子が登場しますが、その男の子の名前は、息子さんの名前と同じクリストファー・ロビンです。プーさんの仲間である、ブタのピグレット、トラのティガー、ロバのイーヨ、カンガルーのカンガ等のキャラクター達も、息子さんが持っていたぬいぐるみがモチーフにされたそうです。

息子さんと、その息子さんが大切にしているぬいぐるみが、冒険に出かける物語だなんて、とても素敵ですね。プーさんというキャラクターは、父親から息子に対する深い愛情から誕生したものだったなんて、よりプーさんに対する愛着が深まります。

ウォルト・ディズニーも、娘さんが「くまのプーさん」を好きだったこともあり、映画化する権利等を獲得したとのことです。

今後「くまのプーさん展」は、山形県と名古屋で開催されるそうです。
出張等でそれらの地域に行かれる方は、是非足を運んでみてください。
展示会限定グッズの売り場も併設されていたので、ご家族へのお土産にもいかがでしょうか。

山内  麻未(2015年6月29日記)

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