僕らのライブ


好きなあの音楽やこの音楽を聴く音楽メディアといえばCD
一家に一台CDプレーヤー
そんな時代も今や昔、今ではインターネット上の配信サイトやアプリストアでDL購入&iPod、WALKMANあるいはiphoneをはじめとするスマホで再生するのが主流になってCDは音楽を聴くための必須アイテムではなくなってしまった。。
確かに今となればCDから音楽をMDや自分のパソコンにいれることの手間や時間はあまりにも面倒であった(パソコンに音楽を取り込み中、何度フリーズをしてやり場のない怒りを抱いたか。。)。
手間ヒマをかけることなく音楽を楽しめるのは音楽好きにはうれしいことだ。

さて、それだけ音楽が気楽に楽しめるようになった現代になっても昔から変わることなくひと手間ふた手間かけて音楽を楽しむ手段、けれどやはり昔から変わることなく(あるいは昔以上に)多くの人が集まるもの…それがライブ(コンサートを含む。)である。

ライブに行くためにはまず、ファンクラブ、CDに付属してくるシリアルコードあるいは公式ホームページの先行抽選応募などの機会を見逃すことなく応募をし、当選しなければならない。人気のアーティストともなるとこれらがすんなり当選することは少なく、第2次先行、第3次先行、一般発売などでいわゆるチケット争奪戦を繰り広げることになる。
さて、いざチケットを入手してみると今度は当日の準備だ。人気アーティストがライブをおこなうような広い会場においては自分の座席からアーティストの姿なんて豆粒の大きさにしか見えないことがざらである。せっかく生でアーティストを見れるのだからと双眼鏡の1つでも用意したくなる。また、ライブ当日はライブグッズが発売されるためどれを買おうか、予算は…などやることは山積みだ。

そしていよいよライブ当日…!!
いざライブ会場に行くとすごくたくさんの人が会場周辺でライブの開始を心待ちにしている。たくさんの人を見るのと同時に会場に流れるアーティストの曲で自然にテンションも上がってくる。
そして本番。。
オープニングのBGMで更に既に高まる鼓動は止められない。そしていざ1曲目!
最初からこの曲を持ってくるのか!とかやっぱりこの曲できたか!などの感想を持っている間にあっという間に時は過ぎ、ラストへ…
ライブに行くまでの手間に比べライブはあまりにも一瞬で人も多くて暑くて…それでもライブが終わった後のあの余韻は家で音楽を聴くことでは味わえない最高の楽しみだ。
そんな最高のライブにこれからも行き続けたい。

太田  晃史(2015年8月10日記)


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