お年寄りや心身に障がいを持つ方

お年寄りや心身に障がいを持つ方、お困りではありませんか

京都弁護士会は、「ほほえみ」という、高齢や心身に障がいをもつ方を支援するセンターを設置しています。

「ほほえみ」では、高齢や心身の障がいのために、弁護士会に法律相談に来ることがむずかしい、あるいは、財産の管理等に困っている、医療や福祉サービスについての法的な相談を受けたい、家庭や施設などでの虐待を受けている、こういう問題に弁護士会として総合的な相談・支援を行います。

来会相談

<相談日時> 毎月第1・第3木曜日 午後1時15分~午後4時15分(ただし、年末年始、祝日を除く。)

<相談料> 5,500円(税込)


高齢者・障害者よろず相談(電話無料相談)

<電話無料相談番号>075-253-6000

<相談日時> 毎週火曜日 午後1時~午後3時30分(ただし、年末年始、祝日を除く。)

<相談料> 無料

財産管理支援

預貯金や不動産などの財産の管理等や病院・施設の支払等をどうすればよいのか不安に思っておられる方、
あるいはすでに財産管理等に不安がある方、あなたの財産を適切に管理し、適切な支出等をするために必要な支援をします。

財産の管理、福祉サービスや施設入居の契約が難しくなった。 成年後見人等の申立手続のお手伝いができます。
(成年後見等申立)
将来、認知症になったとき、自分で財産を管理できるか不安だ。 将来に備えて、信頼できる弁護士を後見人にする契約ができます。
(任意後見契約)
最近、福祉サービスの支払や預貯金の管理が面倒になってきた。 認知症等になる前でも、信頼できる弁護士に財産管理を頼めます。
(財産管理契約)
介護福祉支援
  • 介護保険の認定を受けたけれども、本人の能力からすると提示されたケアプランは十分でなく困っている。
  • 介護保険の認定のランクに不服である。
  • 高齢・障がい者の生活保護の申請に行ったら断られた。
  • 障害者手帳をもらいに行ったら断られた。
  • 家族や施設等から虐待を受けている。

など、介護や福祉について適切な対応をされなくて困っている場合、弁護士が代理人として行政機関や病院・施設等と交渉したり、場合によっては不服申立などして必要なサービスがうけられるように支援します。

事業の内容 費用の目安(着手金・報酬金それぞれ)
行政機関や社会福祉法人との交渉・調整 10万円以下
審査請求や異議申立等各種不服申立手続 20万円以下
行政機関や社会福祉法人に対する調停・訴訟手続 通常の内容で20万円位
家庭・施設・病院等における虐待・人権侵害の救済活動 30万円以下
精神保健支援
  1. 精神科病院に入院している方の「退院したい」「待遇に納得がいかない」といった相談をお聞きするため、弁護士が病院に出張して相談をお聞きします。また、弁護士が精神医療審査会に対する「退院請求」や「処遇改善請求」の代理人になることもできます。これらの相談費用や弁護士費用は、日弁連委託援助事業を利用することで、無料になることがあります。

  2. 京都府下の5つの精神科病院では、定期的に弁護士が病院に赴き、法律相談をお聞きしています。借金、労働問題、離婚、成年後見等の法律問題について相談を希望される方は、入院先の病院の相談員にご相談ください。また、出張法律相談制度を利用することで、弁護士が入院されている精神科病院に赴いて法律相談をお聞きすることができます。これらの相談費用は、法テラスを利用することで、無料になることがあります。
日弁連「高齢者・障がい者Q&A集」

高齢者・障がい者問題に関する情報を少しでも多く入手していただけるように、日弁連ではQ&Aを作成しています。

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